[開催報告]加西市立特別支援学校でパラスポーツ体験会を行いました。
2月2日(木)加西市立特別支援学校にて、パラスポーツ体験会を行いました。
日頃よりグリーンパークトライアスロンin加西大会で協力関係にある加西市主催にて、今回は兵庫県協会と兵庫県障害者タンデムサイクリング協会が協力して中学生、高校生の皆さんにタンデムバイクや車椅子レーサーの試乗体験、アイマスクで目を隠してブラインド選手やガイド体験をしていただきました。
校長先生のお話につづき、兵庫県協会所属のパラリンピアン円尾敦子選手が大型スクリーンでスライドを見せながら自己紹介やパラトライアスロンの紹介をされました。
その後、タンデムバイク、車椅子レーサー、アイマスク目隠し体験を順に体験してもらいました。まずは、スタッフがパイロット(タンデムバイクの前に乗る人)になって後部に乗ってもらっていたところ、「次は前に乗ってみたい!」という生徒さんが現れ、パイロットにも挑戦されました。授業が終わる頃には生徒さん二人でタンデムバイクをすっかり乗りこなしていました。スタッフもびっくりしました。
タンデムバイクよりも珍しくなかなか見ることのない車椅子レーサーにも次々に挑戦し、ベストポジションを自分で見つけて加速する生徒さんもいました。
目隠し体験では、アイマスクを付けて歩いてみた後に、円尾選手のガイド役をした生徒さんも!
最初は少々固い表情だった生徒さん達も自転車に乗ったり、目隠し体験をして歩いてみるうちにだんだんと表情がほぐれ、最後は笑顔になっていく様子にスタッフで参加した私たちも一緒ににっこり。実はほとんどのスタッフも学校訪問は初めての経験でしたが、生徒さんの「もっと乗りたかった!」の声に疲れも吹っ飛びました。
パラトライアスロンの普及活動の一貫として、講演活動を精力的にされている円尾選手も「いつもは一人で講演活動をしているけれど、今日は多くの生徒さんに実際に機材も体験して、楽しんでもらえてよかった。」とお話されていました。
これからも障がいをもつ方々、とくに若い方々にこのようなパラスポーツ体験の機会を提供していけたらと思います。ご興味のある方は一緒に活動をしてみませんか?ぜひ、「お問い合わせ」フォームから兵庫県協会にご連絡ください。
[使用機材]
加西市:タンデムサイクル、車椅子レーサー
JTUパラチーム:車椅子レーサー、パラリンピック・タンデム普及パネル
兵庫県障害者タンデムサイクリング協会:タンデムサイクル3台、ヘルメット